Curious Kids: ワームホールの仕組みは?
子ども向けシリーズ「Curious Kids」の記事です。 The Conversationでは、専門家に答えてもらいたい質問を子供たちに送ってもらうことにしています。 真面目な質問、変な質問、奇抜な質問など、どんな質問でも大歓迎です Curious KidsをベースにしたABC KIDS listenとThe Conversationの共同制作のポッドキャストImagine Thisもお薦めです。
こんにちは、私の名前はVaibhav Kannanです。 メルボルンに住んでいる11歳です。 ワームホールとは何ですか?もし存在するなら、どのように形成され、機能するのですか? ありがとうございました。 – Vaibhav Kannan, 11歳, Melbourne.
こんにちは、Vaibhavです。 それは素晴らしい質問ですね。
ワームホールは、空間の2つの場所をつなぐトンネルのようなものです。
ワームホールの端が学校にあって、もう一方が家にあるとしたら、授業中にワームホールを通って、家に到着することができます。
ですから、ワームホールはあると非常に便利なもので、SFの物語にはもってこいなのです。
問題は、私たちが知る限り、この宇宙にはこのようなワームホールが存在しないことです。
私たちはワームホールが存在するという証拠を発見しておらず、どのように形成されうるのか見当もついていません。
しかし、ワームホールの存在は、現在の宇宙の理論で禁じられているわけではありません。 ですから、理論的には存在すると言えるのです。
科学では、理論とは現実に起こること、または起こりうることを説明する考えや方法のことです。 物理学者アルバート・アインシュタインが100年以上前に作った一般相対性理論を聞いたことがあるかもしれません。 一般相対性理論とは、私たちが地球に住み続け、地球が太陽の周りを回っている理由である重力を記述したものです。
では、ワームホールは理論上どのように機能するのでしょうか。
まず、時空というものを考える必要があります。 私たちはよく時空を伸縮する布のようなものと想像します。 私たちの宇宙にあるすべてのものは、この想像上の時空の布シートの上で生きているのです。
この布のシートについて考えることで、私たちは2次元の表面というものを思い浮かべています。 その上を歩き回る人は、前後左右の2種類の動きを選ぶことができます。 現実には、空間は3次元で、飛び跳ねることもできます。
実は、4つ目の次元として「時間」があるんです。 あなたは時間を「次元」と思っていないかもしれませんが、物理学者はそう思っています。
ワームホールに話を戻すと、時空間のある場所から別の場所へ、たとえば自宅から遠くの惑星へ行きたいとします。
もし、時空を折り返して、自宅と遠くの惑星が一列に並ぶようにし、時空の2つの層をつなぐ穴を作ったらどうだろうか。 そうすれば、遠回りせずに惑星に行く近道トンネルができる!
ワームホールが現実にできるのかどうか、どこから手をつけていいのか誰にもわかりませんが、考えるのはかなり楽しいですし、この巨大な宇宙を探索するにはもってこいでしょう。 専門家に答えてほしい質問はありませんか? 大人の方にお願いして、質問を送ってもらいましょう。
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