Ultrasound-guided gastrocnemius recession: a new ultra-minimally invasive surgical technique
我々は22体の死体を用いてパイロットスタディを行い、術式の有効性と安全性を確認した。 どの標本にも神経血管の損傷は認められなかった。 第二段階として、様々な問題を抱える23名(25例)の患者に対して腓腹筋後退術を行った。 腓腹筋の締まり具合は、Silfverskiöld test を用いて臨床的に評価した 。 ほとんどの患者において、処置は他の超音波ガイド下超低侵襲技術と併用され、すべて局所麻酔+鎮静下で行われ、下肢の虚血や縫合の必要はなかった。
両側同時後退を行った1名を含む10名(11例)において、処置の適応は非挿入型アキレス腱障害であった。 このグループでは、超音波ガイド下アキレス腱切開術またはパラテノン解放術が腓腹筋後退術とともに行われた。 3例(両側同時後退を行った患者を含む4例)において、適応はエクイナス足であった。 超音波ガイド下足底筋膜切開術を同時に行った。 5例では足底筋膜炎を伴う腓腹筋後退が適応であった. 選択的足底筋膜切開術は腓腹筋後退術と併用された. 5573>
研究対象者は男性18名、女性5名であった。 平均年齢は42歳(13-61歳)であった。 Equinus footの患者は13歳、14歳、15歳であった。 アキレス腱症や足底筋膜炎の患者の年齢幅は37~51歳であった。 この中にはランナーやトライアスロン選手も含まれていた。 5573>
すべての患者は過去に複数の治療を受けており,手術前には少なくとも6ヶ月間,日常動作の改善,夜間装具,ストレッチプログラム,理学療法などの保存療法を受けていた. しかし,症状は改善しなかった。 症状の平均期間は1年から5年であった。
手術手技
器具セットには長い針(16ゲージ、1.7 mm径のAbbocath;Abbott Laboratories, North Chicago, Illinois, USA)、V字型ストレートキュレット、ブラントディセクター、フックナイフ(Aesculap 2,3 mm(HH060R)、超音波診断装置(Alpinion ECube15)と10-17MHzリニアトランスデューサ、Needle Vision Plus™ソフトウェアパッケージ(図)である。 5573>