毛沢東、中国新政府の概要を発表

北京での中国人民政治協商会議の開会式で、毛沢東は中国の新政府を「中国共産党の指導下におく」と発表しました。

1949年9月の北京での会議は、中国国民党軍との長い内戦における共産党の勝利を祝うと同時に、今後中国を支配することになる共産党政権のお披露目の場でもあった。 毛沢東と共産党の支持者たちは、1920年代から腐敗し退廃した国民党政権に対抗するために戦ってきた。 1949年、毛沢東は国民党政権に勝利し、国民党政権を台湾に追いやった。 9月、大砲が鳴り響き、旗が振られる中、毛沢東は中国における共産主義の勝利を宣言し、「人民革命」を守るために憲法と政府の枠組みを確立することを誓った。

毛沢東は、新体制の下で設立される各種委員会や機関の概要を説明し、「人民民主独裁という我々の国家体制は、人民革命の勝利の果実を守り、国内外の敵が仕掛ける再起の策略に対抗するための強力な武器である」と発表しました。 この武器をしっかりとつかまなければならない」。 そして、共産党政権に反対する人々を「帝国主義者、国内の反動分子」と糾弾した。 将来、中国は「ソ連と新しい民主主義国家」との友好を求めるだろう。 毛沢東はまた、共産主義が後進国としての評価を終わらせるのに役立つと主張した。 「中国人が未開人と見なされていた時代は終わった。 われわれは高度に文明化された国家として世界に登場することになる」。 1949年10月1日、毛沢東を指導者とする「中華人民共和国」が正式に発表された。 彼は、1976年に亡くなるまで、この国の舵取りをすることになる。

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