肛門周囲膿瘍、切開および排液
肛門周囲膿瘍、切開および排液
肛門近くの腺が詰まることがあります。 これは感染症につながる可能性があります。 感染が排出されない場合、膿瘍と呼ばれる膿の集まりが形成されることがあります。 膿瘍の症状には、痛み、かゆみ、腫れ、発熱などがあります。
この感染症の治療には、膿瘍から膿を排出するために切開することが必要です。 多くの場合、ドレナージは外来で行われます。 より複雑なドレナージは手術室で行われます。 膿瘍の開口部には、ガーゼのパッキングがされていることがあります。 これは1~2日以内に取り除く必要があります。もしすぐに抜けてしまっても、元に戻そうとしないでください。 抗生物質による治療が必要かもしれません。
傷の治癒には、膿瘍の大きさにもよりますが、1~2週間ほどかかります。 膿瘍の50%が痔瘻になり、治療が必要になります。
ホームケア
- 最初の数日は、傷口から水が出ることがあります。 清潔な乾いた包帯で傷口を覆います。 血液や膿がしみ込んだり、排泄物で汚れたりしたら、包帯を交換します。 医師が指示した場合のみ行ってください。 シャワーを浴びながらでも構いません。 取り除いた後は、1日1回、皮膚の穴がふさがるまで丁寧に洗ってください。
- 座浴を試してみてください。 センチほどのお湯を張った浴槽に15分から30分ほど座ります(火傷しないように、座る前にお湯の温度を確かめてください)。 これを1日2回、痛みが和らぐまで繰り返します。
- 抗生物質を処方された場合は、処方された薬をすべて飲みましょう。 気分がよくなってきても、続けてください。 医療提供者が止めるように言わない限り、すべての薬を飲み終えてください。
- 痛み止めが処方されていない限り、痛みのためにイブプロフェンなどの市販薬を服用してもよいでしょう。 その場合は、短期間、軟便剤を使用することを医療機関に相談してください。
フォローアップケア
医療機関で、またはアドバイスに従ってフォローアップを受けてください。
医師に相談する場合
以下のいずれかが起こった場合は、医療機関に連絡してください:
- 痛み、腫れ、赤みが増す
- 切開後5日たっても傷口から膿が出ている
- 100度の熱がある
- 切開後5日たっても膿が出ている
- 切開後5日たっても膿が出ている
- 痛みが増す
… 続きを読む4ºF (38ºC)以上、または医療従事者の指示による
StayWell last reviewed this educational content on 3/1/2018