Optimal time for intranasal splint removal after septoplasty: a prospective clinical study

鼻内スプリント除去時間が中隔形成術後の患者の快適さと考えられる合併症にどのように影響するかを調査すること。 中隔形成術を受けた患者1009名を本研究に組み入れた。 患者を3群に分けた。 第1グループ(n=36)では,中隔形成術後3日目にスプリントを除去した;第2グループ(n=36)では,5日目にスプリントを除去した;第3グループ(n=37)では,7日目にスプリントを除去した. 痛みと鼻腔の膨満感はVisual analog scaleで評価した. スプリント除去後(術後1,8,24週目)には,シネチア,穿孔,血腫,感染,出血を記録した. 第1、2、3群ではそれぞれ、疼痛スコアは1.96、2.67、2.67、鼻腔充満スコアは6.23、6.04、5.48であった。 鼻閉は第1グループ2名,第2グループ1名に認められた。 早期出血は第1グループ2例,第3グループ1例で認められた. 感染,中隔穿孔,血腫は第1グループ3例に認められた. 出血、血腫、中隔穿孔、穿孔の発生率は3群間で差がなかった。 中隔形成術後の鼻腔内タンポンの理想的な除去時間については,文献上様々な意見があるが,コンセンサスは得られていない. 我々の研究は、鼻腔内タンポンの除去時間は患者の快適さや起こりうる合併症に影響を及ぼさないことを示している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。