Walking Bass-lines
はじめに
ベースラインとは、低音(ピアノ、コントラバス、エレキベース、チューバなど低音の楽器)で演奏されるメロディラインのことです。 そしてウォーキング・ベースラインは、一般的に拍子で演奏される四分音符の連続したシーケンスです(4/4拍子で1小節あたり4音)。
Walking Bass-lines
ウォーキング・ベースラインの目的はコード進行の概要を示す一方で、対旋律(上記のように)をもたらす興味深い旋律のラインがあることです。 ジャズでは、ベースラインは一般的にあまり反復的であってはなりません(ブルースやブギウギのように、意図的にバンプを演奏する場合は別です)。
ウォーキング・ベース・ラインを多用する。
- ステップの動き
- ダイアトニックスケールを上下に歩く
- 半音階を上下に歩く
- 半音のアプローチ音(半音上または半音下の音 35)その他の通過音
- オクターブ・ジャンプ
- 5分音符
- 繰り返し音(同じ音を2回演奏)
- ある種のパターンに沿ったインターバル・スキップ
アルペジオ
Walking Bass-
Walking Bass-
また、ベースラインにとってハーモニー的に最も重要な拍は、(4/4拍子の場合)1拍目と3拍目であり、これは一般的にコードが変化するタイミングであるためです。 特にコードが変化する場合は、1小節の1拍目か3拍目にコードのルートか5thを狙いたいところです。
一般的なウォーキング・ベースラインのコツとしては、ルート & 5thが最も重要で、ベース音の上のコード(Upper Structure)は3rd & 7th を強調する(Guide Tones)ことです。
- Chromatic (D♭ to C)
- Diatonic (D to C)
- 5th/Dominant (G to C)
- Encircle the note (D♭ to B to C)
Kkeep it movin’ と mix it up. 方向(上下)を変え、パターン(ステップやスキップ-単なるスケールやアルペジオに聞こえないように)、ダイアトニック、クロマチックを変え、すべてにおいて強い「4感」を保つようにします。
面白さと多様性を加えるために、次のようなこともできます。
- スタッカートまたはレガートで演奏する
- スイングした8分音符で演奏する(4分音符ではなく)
- フィルや装飾音を加える
- 複数の音を一度に演奏(ダブルストップ)
- ペダルポイント(下記参照)
例えば、以下のようになります。 CのII-V-Iで、ウォーキング・ベース・ラインをつくってみましょう。